「個人輸入代行」と言う言葉は、あまり聞きなれないかもしれませんが、個人輸入代行とは、一体どのようなものなんでしょう?
個人で輸入?関税などの手続はどうなるの?などなど、なんだか難しそうですが、個人輸入代行、という方法を使えば、普通のネットショッピングなどとなんら変わり無い方法で、欲しいものを手に入れることができます。
皆さんの中でも、実はこれまでに知らないうちに利用していた、ということもあったりします。
ただし、個人輸入代行を利用するにあたって、注意しなければならない点、メリットやデメリットもあります。
この記事では、個人輸入代行について、そのような注意点も含めて、利用したことのない初心者の方にもわかりやすく解説します。
厚生労働省HP:医薬品等の個人輸入についてhttp://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/kojinyunyu/topics/tp010401-1.html
「個人輸入代行」とは?
個人ですべき海外からの輸入業務を、業者が代わりに「代行」すること、これを個人輸入代行といいます。
個人輸入の際に発生する手続き(注文・支払い・配送・通関など)を代行、つまり代わりに行なってくれます。
取り扱う商品カテゴリは様々ですが、洋服なら洋服の個人輸入代行、家具なら家具の個人輸入代行、医薬品なら医薬品類を扱う個人輸入代行の業者がそれぞれあり、欲しい商品を取り扱っている個人輸入代行業者へのコンタクトがまず必要になります。
ただし、コンタクトと言っても、普通の通販を利用するのとなんら変わらない方法で利用できます。
皆さんは個人輸入代行業者をみつけ、そこで欲しい商品をネットや電話にて注文をして代金を支払い、到着を待つだけ。
海外から輸入だからといって、英語などの外国語を話して注文したり、外国語を使ってメールで注文する、といった必要はありません。
個人輸入代行業者が海外のメーカーやショップへ直接の発注、出荷までの手続などをしてくれますし、日本人向けの日本語電話サポートが付いている業者もありますので、安心して利用できます。
「普通の通販だと思っていたが、実は知らぬまに個人輸入代行を利用していた」ということも、実際、皆さんの中でも経験済の方、いらっしゃるかもしれません。
また、日本国内のドラックストア・薬局では市販出来ないような、処方箋必須の医薬品なども簡単に購入することができるので、使い方によっては大変便利でしょう。
EDジェネリック治療薬の場合は、医薬品の枠に入っており、ウェブ上で購入できるサイトは、基本的には個人輸入代行業者の代行サイトとなります。
ここにご注意ください!
EDジェネリック治療薬は医薬品なので、薬事法に基いた個人輸入代行、という点に注意しなければなりません。
実際、購入される皆様にはあまり関係のないお話かも知れませんが、基本事項として、是非頭に入れておいて下さい。
個人輸入代行サイトを利用するメリット
外国語に堪能で、あらゆる交渉に自信のある方であれば、個人輸入代行業者の代行サイトを使う必要はありませんが、他にもある様々な手続きのことを考えると、個人輸入代行サイトを利用するメリットは沢山あります。
まず、個人で輸入を行なう場合、輸入する品物の下調べをする必要があります。
品物を現地で直接確認することで、その商品がその値段で妥当なのかを確認したり、偽物ではないかなどの確認をする場合もあります。
また、輸入といえば海外から国内への品物の輸送になりますので、交渉や買う際に必ずやり取りを行なうはずです。
その時に大きく立ちはだかるのが言語の壁です。
世界共通用語は英語になりますので、まず最低英語を喋り、理解する能力が必要になります。
その品物の製品状態や情報を読み取る能力も必要になることは必然であり、必要事項の記入での英語で文章を作る能力も求められるのです。
現場に行かないとしても、電話やメールでの意思疎通を行なうことが大前提となります。
しかし、個人輸入代行業者の代行サイトを利用すれば、サイト内の商品紹介はすべて日本語ですし、注文の手続きも、もちろん日本語で出来ます。
外国語で書かれた商品の取扱説明書を、親切に日本語に翻訳してくれているサイトもあります。
さらに、不明点や問い合わせの際に利用するカスタマーサポートも、日本人スタッフが対応してくれているので、外国語が苦手な方でも安心です。
海外からの輸入は、不良品や誤送、商品がなかなか届かない、などのトラブル、また商品到着後のトラブルに対しても、代行業者を介せば日本語でスムーズに対応を受けることが出来ます。
海外からの購入で一番面倒とも言える輸入手続きも、個人輸入業者が全て代行してくれますので特別な知識は必要ありません。
梱包にもプライバシーを配慮し、中身が具体的に分からないようにしてくれるサービスは、今やスタンダード。 荷物の中身を周囲に知られたくない人にとっては嬉しい気遣いです。
そして、なんといっても病院へ行かなくても、処方箋無しで医薬品を購入出来るという事が大きなメリットです!
上記のような、あらゆる手間の掛かる手続きを代行してくれるだけでも、個人輸入代行業者を活用する価値は十分ですよね。
しかし、デメリットも・・・
このようにメリットの多い個人輸入代行というサービスですが、もちろんデメリットもあります。
個人輸入代行業者のなかには悪質な業者もあり、そういった業者を選んでしまうと、偽造品や粗悪品を買わされる恐れがあります。
詳細は後述しますが、日本国内でED治療薬を販売している製薬会社が合同で実施した調査によると、インターネットで流通しているED治療薬のうち、約60%が偽物・偽造品だったことが報告されています。
つまり、本物より偽物の方が多かったということになります。
個人輸入代行サイトを利用して安くEDジェネリック治療薬を入手できたが、偽造品だった、なんてことは誰しもが避けたい事ですが、その偽造品を知らずに服用して効果がないだけならまだしも、最悪の場合、健康被害を引き起こす可能性もあるのです。
では、どうしたら偽造品と本物を正確に見分けられるのかというと、現実には見分けることは非常に難しいのです。
例えば、
までしかないのに「V200」と表記
などのような、ある程度知識があれば、見るだけで100%偽造品と判断ができるようなものも、ネット上では流通しています。
このように、見る人が見ればすぐに偽造品と判断できるものならまだ良いのですが、本物そっくりに作られていて、専門機関にて成分分析でもかけなければ判断ができない偽造品も非常に多く出回っています。
いくら簡単に入手できるといっても、インターネットで信頼のできない個人輸入代行業者からEDジェネリック治療薬を入手するのは避けた方が賢明です。
2009年12月発表のシアリスのメーカーである日本イーライリリー(株)のプレスリリースの中に「インターネットで入手したED治療薬の4社合同調査」があります。
ここではバイアグラのファイザー(株)、レビトラのバイエル薬品(株)、シアリスの日本イーライリリー(株)と日本新薬(株)の4社が、ネットの個人輸入で入手できるED治療薬を徹底的に調査した結果、なんと約4割が偽造品だった!と公式発表しています。
- インターネットで入手したED治療薬の約4割が偽造品 (プレスリリース 2016年11月24日)
- 偽造ED医薬品四社合同調査 (ファイザー株式会社 バイエル薬品株式会社 日本イーライリリー株式会社 日本新薬株式会社による/2008年8月-2009年4月調査)
全て自己責任となるのでご注意ください!
個人輸入のリスクとして、消費者自らの責任で輸入をするため、輸入したものがたとえ偽造品であったとしても、偽造品であると分からなかった消費者自身の責任となります。
医薬品は特に注意が必要で、偽造品の薬を服用して健康被害が出たとしても、それもまた輸入を依頼した消費者個人の責任となります。
つまり全てが自己責任なのです。
通常は、自ら輸入手続きをすることは大変なため、個人輸入代行業者に依頼しますが、個人輸入代行業者は、個人に代わって輸入手続きをするだけという位置づけです。
偽造品であろうが、健康被害が出ようが、製品の品質については個人輸入代行業者一切責任はない、とされているのです。
通常、日本の厚労省にて認可されている医薬品については、服用後重大な健康被害等があった場合は公的な制度である医薬品副作用被害救済制度にて治療費の給付を受けることができる場合があります。
しかし、個人輸入で入手した医薬品については、もちろんこのルールは適用されません。
このような個人輸入のリスクは十分に理解して活用しなければいけません。 とにかく、個人輸入代行業者を通じてEDジェネリック治療薬を購入する際には、偽造品を買わされないように注意しましょう。
信頼できる個人輸入代行サイトを見つけましょう!
じゃあ、どうすればいいのかと言いますと、できることはただ一つ。
信頼できる個人輸入代行サイトを見つけること。
インターネット上には数多くの個人輸入代行業者のサイトがありますが、その中から信頼のできる個人輸入代行業者を選ぶことが、まず第一です。
悪徳業者について紹介しているサイトや、口コミ情報など、あらゆる手段を使って情報収集し、上手く利用して代行業者を選ぶようにしましょう。
かつての個人輸入代行サイトは、通常のインターネット通販とは違い、入金後のキャンセルや返品は基本的にできないこと、着払いや代金引換といった決済方法も選べないところがほとんどでした。
しかし、近頃では100%返金保証や、着払い・代金引換に対応してくれる個人輸入代行サイトも数多くみられます。
また、これもデメリットのひとつとして挙げられるのですが、海外からの発送になるため、 到着までに2週間程度は時間がかかると考えておいた方がよいでしょう。
今すぐ必要となったところで、実際に手元に届くまでには相当時間がかかるので、あらかじめ余裕を持って購入するのが懸命です。
そして、日本語の説明書は基本的に添付されていないので、使用上の注意や服用方法・併用禁忌薬などは自分で調べ、万が一のことが起こらないように注意しましょう。
(商品によっては、取扱説明書を日本語翻訳して掲載しているサイトもあります)
まとめ
個人輸入は、比較的安く簡単にEDジェネリック治療薬を入手することができますが、偽造品の問題、EDジェネリック治療薬を服用ができない方や併用禁忌薬などの注意点もあります。
EDジェネリック治療薬の購入の際には、くれぐれも信頼のおける個人輸入代行業者から購入することをおすすめいたします。
そして、繰り返しになりますが、個人輸入に関してはすべてが自己責任となります。 メリットも多いですがデメリットもあるということを認識して利用しましょう。
また、個人輸入で入手した商品は、その名のとおり、個人利用に限定されています。 他人に転売などをすると違法になってしまうのでくれぐれもご注意下さい。
EDジェネリック治療薬についてもっと知りたい方は・・・
主要EDジェネリック治療薬の公式サイト
信頼のおける個人輸入代行業者の選択とともに重要なのは、EDジェネリック治療薬に関する正しい知識です。
EDジェネリック治療薬の各商品の特性とともに、服用方法・併用禁忌薬・副作用などについてしっかりと把握しておきましょう。
下記に主要EDジェネリック治療薬の公式サイトを列記しておきます。
日本語の説明書がダウンロードできますので、一度目を通しておくことをお勧めします。
- 「カマグラゴールド(Kamagra Gold)」公式サイト:http://www.kamagragold.info
- 「パラディグラ(Paladigra)」公式サイト: http://www.paladigra.com
- 「メガリス(Megalis)」公式サイト: http://www.megalis.in.net
- 「バリフ(Valif)」公式サイト: http://www.valif.net
- 「ED GENERIC SERIES Single Pack」公式サイト: http://www.edgeneric.org/jp/
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